繁栄極まりし、そのまた果てに:ワンダーウーマン1984(☆☆)
もちろん充分に面白いんですけど、もっと面白くなりそう……! もったいない……! と言うのが正直な感想。
掘り下げ甲斐のありそうなテーマが一杯一杯に盛り込まれているけれど、ひとつひとつがどうしても駈け足で走り抜けてしまっている感じ。
絶頂のレーガン政権下のアメリカという舞台装置、前作を踏まえてのダイアナの心の動き。ときどき入ってくる年代ギャグ、バーバラやマックスといった新規の登場人物、それぞれの共感できるところと出来ないところ。どれもこれも、もうちょっと深掘りして見せてほしい、と思うところ多々。
個々のキャラクターのエピソートが、面白く興味深いだけに、もっともっと! と思ってしまった一作でありました。
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