振り返り2023年(読書)
読書。
こちらはブクログの出番。あんまり読めてない、と思ったらほんとに読めてない……。ずっと追いかけてた作品で、ついに完結したものも少なくないのに、追いかけられていない……。
ずっと追いかけてる(つまり単行本がずっと出ている)作品を除外して、まだ読み終えてない本も含めると、ほんとにわずか。
まず、信長の野望でしか戦国を知らないと、ほんとに知らないことばっかでびっくりする、「東国武将たちの戦国史」(途中までとはいえ、これを読んでたおかげでFGOのぐだぐだイベントの解像度が上がりました)。
長尾景春で一章取っているくらいで、「新九郎、奔る」と並行して読むのも楽しい。
つぎに「三省堂国語辞典から消えたことば辞典」。これは何が面白いのかに補足が必要で、三省堂国語辞典は時代に即した新しい言葉を積極的に採用する方針で、つまり時代にそぐわなくなった言葉が整理されることも多い。辞書と言う窓から、世相を覗く、と言う本で、「窓」の個性が理解できると、なお一層楽しい、と言う感じです。
精密さと優しさが共存する不思議な絵柄が魅力的な「折り畳み自転車と旅しています」も楽しいし、新刊ではありませんが「星を継ぐもの」も復刊されていたのでひさびさに読み返しました(コミック版も見事に換骨奪胎してるので、こちらも面白い)。
最後にどうしても申し上げたいのが「キン肉マン 四次元殺法殺人事件」。
どうしてこんなことを思いついたのだろう…… から始まって、完成させちゃうのすごい、と言う感想が出てきちゃう。
いやだって、「殺人事件だ!」「誰が犯人だ!」「被害者に超人パワーを与えて復活させよう!」って普通に作中の人物が言ってるの、よくこれで事件として成立するな、と……
本を、ことにコミックを読めていないのは、福次的な理由もあって。
コミックは電子派で、だいたいiPadで読んでるんですが、職場をあちこち移動する関係で荷物が多くて、iPadがおいてけぼりになりがちなんですよね…… 機会がなければ読む事も少なくなる、そういうことじゃないかとも思うので。そのあたりも見直しの余地があれば、やっていきたいところです。
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