振り返り2025年(読書)
それはともかく、ブクログさんによれば、今年の読書(読了分)は108冊でした。読んだけど登録し忘れていて、まとめて登録した分もあるので、実数はもうちょい少ないはず。
印象深いものをピックアップすると、以下のような感じになります。まあ新書の多いこと。
「はじめての構造主義」
これまで文化人類学とかは全く無知の世界だったのですが、ときどき思う「こういう事って誰かがもう考えて名前とかつけてるんだろうなあ」と薄ぼんやりした発想に、まさしく名前がつけられていて、そうそう、こういうこと勉強したかった…… 出来ればもっと若いうちに…… と、そう思った一冊。知らないことばかり。類書ももりもり読んでみたいです。
「商人の戦国時代」
「椿井文書」
「氏名の誕生」
日本史関係で印象深かったのはこちらの三冊。戦国時代の「商人」の活動に焦点を当て、商人が「商人」の枠にも、なんなら「日本の戦国時代」の枠にも捕らわれない活動をしていた…… と言う「商人の戦国時代」。
偽の由来や偽の家系図、はびこる偽書がなぜ産まれたかを解き明かす「椿井文書」。
そして「名前」と言う、言わば文化、伝統そのものが、明治国家によってどのように改造されたのか(そしてそのせいでどんなひどいことになったのか)を解き明かす「氏名の誕生」。
どの本も「これってこうなんでしょ」と言う思い込みや前提を引っくり返す本で、大変愉快でありました。もう一回読み返さないとですな。
「幽霊の脳科学」
「土と生命の46億年史」
「大量絶滅はなぜ起きるのか」
こちらは理系というかブルーバックス系と言うかそんな感じ。
「土の生命の46億年史」は、お勧めを貰って、同著者の著作を入りやすいほうから読んでいった、ゴールの一冊。11月の大絶滅展に合わせて固め読みした「大量絶滅はなぜ起きるのか」ともリンクする、土についての甘い認識を引っくり返される一冊です。この本の内容ではないけれど、「土の色は何色か?」は、突き刺さる問いですよね……。
「幽霊の脳科学」は、幽霊譚のようなさまざまな怪奇現象について、脳の認知の方向から探りを入れる一冊。「だからそれは幻覚なのだ」と言う紋切りではなく、「脳の仕組みからすれば、こういう解釈が出来る」と言う歩み寄り方が心地良い。
「デスチェアの殺人」
「爆弾」
「方舟」
フィクションではこちらの三冊。
「方舟」、「絞首商会」を読んだことがあって前々から気になっていたのですが…… これは評判に違わぬ作品でした…… 絶賛の意味合いで言ってるんですけど、二度と読めない…… 無理……。
「爆弾」は映画を先に見て、どうしても原作が気になって一気に読んでしまいましたが、個人的には映画から小説に入って良かったな、と思う印象でした。小説もすごく良いんですけど、映画の間の取り方が先に頭にインプットされちゃてたので、どうにも。
「デスチェアの殺人」は海外ミステリ。結構長く続いてるシリーズを、最新作から読む、と言う、ちょっと攻めた読み方をしてみました。アフターコロナの海外警察小説! と言う楽しさと、ちょっとしたアナクロさを感じる(でも肝心なとこがアナクロじゃない)タフガイの組み合わせが印象的。
一作目に遡って「ストーンサークル」「ブラックサマー」と読み進めてますが、手を変え品を変え、と言う感じで、大変興味深いですね……。
以上、ざざっと今年読んだうちの10冊ピックアップご紹介でした。
数的な目標を出すのはあんまり健全じゃない気はするんですが、もうちょっと読んで、もうちょっとアウトプットしたい、と思うのも正直なところ。ただ読むだけじゃなく、血肉になるような読書の仕方をしていきたいと思っております。
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