映画・テレビ

2017.05.25

メッセージ:答え、問い、そして選択(☆☆☆☆)

リンク: 映画『メッセージ』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ.

 出現。それがこのメッセージの始まり。
 突如として地球上12ヶ所の上空に現れた、優美な弧を描く巨大な物体。どこから現れて、なんのために留まるのか。判っているのは、その中にいる「何者か」が、人類とのコミュニケーションを求めていることだけ。
 なにを求めているのか、なにを語っているのか? 米軍の要請を受け、言語学の第一人者ルイーズは彼らと対面する。目的は彼らの言語を理解すること、そして彼らとの対話を実現させること。
 昨日が続くはずだった世界に影を落とし、超然と佇む十二の柱の足下。恐慌し、狂乱し、影とお互いを恐れ始める最中の世界。苦悩するルイーズが知る真意とは、そして辿り着いた到達点とは……。

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2017.05.13

野放しの星の愛しのろくでなし:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(☆☆☆☆)

リンク: ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス|映画|マーベル|Marvel|.

 無数の星と宇宙人で満ちた、マーベル世界の大銀河。いきがかり上宇宙を救った、はみだしチームのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、今も宇宙で荒稼業に精を出していた。
 統制は効かないし人の話も聞かないメンバー達は、宇宙を救っても相も変わらず。余計なことで自ら問題を引き起こし、それはトラブルの大連鎖となって、どんどんごろごろ思わぬ方へと転がって行く。

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2017.04.08

レゴバットマン:闇と悪とは歌って踊る(☆☆☆)

リンク: 映画『レゴ®バットマン ザ・ムービー』2017.4.1.

 ひたすらに娯楽作、でもさらにそこには奥がある。
 ポップでカラフル、おもちゃ箱を景気良くばらまいたような派手さ全開の演出と、表裏一体で深く深く覗き込まれる「ひとりの男」の物語とがひとつになって進んでいく、一転する動と静、音楽と静けさがそれぞれをより引き出す、豪華な一作であります。

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2016.11.26

この世界の片隅に:脆く儚く、終わることもない「普通」について(☆☆☆☆)

リンク: 11月12日(土)全国公開 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト.

 人間あんまりいい評判を聞くと、却ってヘソを曲げるものですが。
 twitterの(自分の)タイムラインで評判がいい、と言うことは、世間一般で必ずしももてはやされている、と言うことではないのだな、と。マイナスとマイナスを掛け合わせる理論で以て、見て参りました。こちらの作品。

 上記は、半ばはまあ冗談で。本当のところを言えば、今の気持ちの持ちようで見ると、厳しいんだろうな。辛いんだろうな。と思い、なかなか腰が上がらなかったのですが。全然違う用事でかかってきた電話に、何の気なしに「明日見に行くつもりなんで」と答えたことで。自力で自分を蹴飛ばして、ようやく見に行った次第でした。
 池袋ヒューマックス、午後の会。席はほぼほぼ満席、エレベーターが混み合って劇場に辿り着けない大盛況でした。

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2016.06.07

デッドプール、思うがままにデッドプール!(☆☆☆)

リンク: 映画『デッドプール』公式サイト.

 待望の、と言うよりは、素直に言ってまさかの映画化となったデッドプール!
 一見して最初に出てきた素直な感想は。もっと! もっと見たい! もっとやれもっと見せてくれ! でありました。いやもう最近、アメコミ映画も大作なり長時間なりが多かったもので、すっかり体がそちらに慣らされてしまって。ええもう最終決戦ですか、もうちょっとアレしてきましょうよ、と思ってしまう出来でありました。
 長いのが気にならない映画ってのはありますけど、終わってしまうのが短いと思える映画と言うのもなかなか珍しい、それが素直な感想であります。

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2016.04.30

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:揺らぐ情念、揺るがぬ信念(☆☆☆)

リンク: シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ|映画|マーベル|Marvel|.

 犠牲のない勝利は有りえない。だが、勝利のための犠牲は許されるのか?
 戦士なら、戦争なら、争いの当事者なら、覚悟を持てるだろう。矜恃も持てるだろう。だが、巨大な激突に踏みつぶされた人々は? 声なき声は届かないのか。正義を標榜する戦士達には。
 決して答えの出ない疑問、決して逃れられない矛盾。地上最強のアベンジャーズを、この最強の敵は真っ二つに引き裂いた。

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2016.03.26

バットマンvsスーパーマン:正義の夜明け未だ遠く(☆☆☆)

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 スーパーマンとゾッド将軍一派による、決戦と大破壊の日から2年弱。その日から、世界はスーパーマン以後となった。
 灰色の空を切り裂いて、スーパーマンは己の善意のもと、世界を、人々を救うため戦っていた。だが世界はスーパーマンに戸惑い、彼との距離を測りかねていた。崇める者、讃える者、非難する者。超越的な力を持った正義のヒーローは、未だにこの世界の一部となって溶け込めてはいなかった。

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2016.02.08

マーシャンゴーホーム!:『オデッセイ』/『火星の人』(☆☆☆☆)

リンク: 映画『オデッセイ』オフィシャルサイト.

火星の人

 最高の資質と最良の決断があったとしても、誰も望まぬ結果が起きることもある。
 マーク・ワトニーの身に起きたのは、まさにそのような出来事だった。宇宙飛行士であり、有人火星探査ミッションの一員だった彼は、火星にたったひとりで取り残されてしまったのだ。
 地球ははるか遠い彼方。通信手段はなし、食料は有限。次に人類が火星を訪れるのは、最短でも4年後。あらゆるデータが指し示すのは、必然としての孤独な死。
 しかしワトニーは恨まなかった。腐らなかった。己の状況にほろ苦い笑いをこぼしながら、自分の手札を数え、なにがゴールかを見定めて、絶望的な状況を少しずつ己の側へ引き寄せていく。その生き残るための苦闘は、やがて地球の人々の知るところとなっていく。
 火星での孤独な戦い、地球での幾多の尽力。すべてはたったひとりの火星人を、彼の家へと帰すため。一人と万人の運命は交わるのか、火星と地球の苦闘は実るのか。これはいずれありえるかも知れない、宇宙の漂流者の物語。

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2016.01.03

フォースの覚醒、悪の主人公なきあとの物語(☆☆☆☆)

リンク: スター・ウォーズ/フォースの覚醒|映画|スター・ウォーズ|STAR WARS|.

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 世間的には若干おくればせながらと言う気はしますが、見てきましたよスターウォーズ。
 とりあえずパンフレット買う派の人には、パンフレット読むのは映画本編見てからね、と言うことだけお断りしておきたいと思います。他の映画のパンフに比べても、広告(おもちゃとか)がずいぶん多いなーと言う気はしますが、でも制作陣の愛情はみでてるインタビューは一見の価値があると思います。わけてもキャリー・フィッシャー(念のために言いますとレイア姫の人)のコメントはそれはもう見るべきです。

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2015.09.20

過去をゼロへと、そして一歩を:アントマン(☆☆☆☆)

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 かつて、誰も知らないヒーローがいた。
 キャプテン・アメリカが海に消えたのち、トニー・スタークがアイアンマンとなる前。冷戦下の世界、誰にも知られず人々を守り続けた、ひとりのヒーローがいたのだ。
 彼の名はハンク・ピム、もうひとつの名はアントマン。
 人知れぬままに戦い続け、そして世界から身を引いてはや数十年。歴史の闇に消えたアントマンは、ふたたび、そして初めて人々の前に姿を現した。誰も知らない未来の危機から、何も知らない人々を守るため。
 だが、マスクの下にある顔はハンクではない。自在に縮小し、アリの大群を自由に操る、脅威のアントマンの力を託されたのは、出獄し娘のため更正を誓った、凄腕の泥棒・スコットだったのだ。
 ミッションが不可能なら前提を書き換えればいい。状況か困難なら状況を変えればいい。彼らは挑む、ただ家族のため、娘のため、そして自分の人生を取り戻すために。
 ハンク・ピムとスコット・ラング、世にも奇妙なヒーローの師弟となった、ふたりのアントマン。不可能を覆す小さな大作戦が、いま開幕する!

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