「おにーちゃん、(選挙権の無い)あたしのかわりに選挙に行ってね!」みたいな。
トチ狂ってませんから、ご安心を。暑いですけどね。
政治向きのネタはごたごたするとイヤなので、軽く軽く。
「暁に、死す!!」さんで、ミハイル暁さんが非常にうまいことを言っていました。
自分も(もう0.5mmほど立場が小泉首相寄りってなだけで)ほぼ同じ意見だなあ、と。
やっぱり心配なのは投票率ですよね。「政治に興味がなくなった」とか、「投票したい相手がいない」とかで、棄権するのは確かに権利の一つなんですが。そういう行動を取ることで、結果組織力を持つ政党が、相対的に影響力を増大させる事につながることにも、思いを馳せてほしいなあ、と。
テレビの評論家が昔よく使っていた表現を援用すると、「投票したい人がいないから投票しない」って言うのは、○×的な議論だと思うのです。100点か0点かしかない、次善のものに、最善ではないと知りながらも、あえて一票を投資することが出来ないと言う。
いっそ投票率が一定の水準を割ったら、その選挙区からは候補者が出せないとか、そういうシステムであればもう少し投票率も上がるかと思うんですけどねー。
自分はたぶん立場的にはかなりおかしいと思います。
政治家が清廉である必要は別にないし、道義的に普通の人間よりも優れている必要はない。「国家と言う組織の経営」と、「利益の公正な(公平ではなくてもいい)再分配」と言う、本来の職務遂行能力に優れてさえいれば、多少の汚職は有能さの証明とすら考えます。
イスラム教圏では、無能で善良なリーダーよりも、有能で邪悪なリーダーのほうが好まれる、と言います。もっとも、「当人はどうせ地獄に落ちるんだから」とか言うものスゴい理由がその原因なんですが。
なんにせよ投票すべきです。こんなとこで棄権してモラトリアム宣言したところで、なんにもいいことなんかありません。投票する相手がいないと言っている人も、候補者の履歴や前歴や経歴をじっくり見た上でそう言っている訳では決してないでしょうし。
小泉総理を支持すると答えた人は投票して欲しいし、小泉首相を支持しない(感情的にキライとか言うのも含めて)人には投票して欲しい。民主党を支持する人も公明党を支持する人も、社民党を支持する人も共産党を支持する人も、とにかく投票して欲しいのです。又吉イエスさんや羽柴誠三秀吉さんは、悪いけど該当する選挙区の人だけね。
民主主義の根付いていない国では、投票の結果を当事者が受け入れず、混乱が起きたり内戦になったりします。翻って見れば、我こそ民主主義国と自負している国では、投票と言う行動そのものを当事者が放り出してしまっています。
なんにせよ、投票率が上がって欲しいものですな……。録音の私的補償制度を争点にする候補者とかが居たら、投票率上がるのかなあ。
いや、こんなご時世であることを考えれば、萌え投票推進ポスターを作ると言うのも一つの手かも知れません。「おにーちゃん、(選挙権のない)あたしのかわりに選挙に行ってね!」みたいな。
……どこかの自治体がトチ狂って作りそうな気がしてきましたよ。今後も現地で情報収集に当たりたいと思います。
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